五臓六腑という言葉を聞いたことがあると思います。 五行の木、火、土、金、水がそれぞれに配当されます 五臓は肝、心、脾、肺、腎 六腑は胆、小腸、胃、大腸、膀胱です。 さらに六腑には三焦が加わります。 「怒り過ぐれば肝を傷り、喜び過ぐれば心を傷り、 思い過ぐれば脾(胃 )を傷り、悲しみ過ぐれば肺を傷り、 驚き過ぐれば腎を傷る。」 (素問陰陽應象大論篇第五)
これは東洋医学の五行理論に基づくもので、 五つの臓器(肝、心、脾、肺、腎)の診断、予防、 治療法をうまく表現しています。 (素問五藏別論篇第十一)
五臓と五色(素問金匱眞言論篇第四) 五色とは、青、黄、赤、白、黒の五つの色を指し、先の五臓の病変は この五色の変化を ともなって現れるという考えがあります。 ・肝の病は青く ・心の病は赤く ・脾の病は黄色く ・肺の病は白く ・腎の病は黒く それぞれの色で皮膚に、特に眼瞼に変化が現れるというものです。 これらの五色は当然、はっきりとした色調を伴うものではありませんが、 健康人、あるいは健康な状態の時に比べて相対的な色変が見られるという意味です。 例えば、高血圧の人の赤ら顔、肺を患っている人の白い肌など、現在でも一般的に 知られているようなものもあります。
つづく
(*素問金匱真言論第四)